毎年、田舎は4月になると蜂をはじめとした虫がいっぱい出てきて困ります。なかでもスズメバチが脅威です。攻撃的で見た目も超恐ろしい!
そんなときはスズメバチ駆除用の蜂トラップ ペットボトルを作って少しでもスズメバチの数を減らそう!って話しでも。
蜂トラップ ペットボトルの作り方
岐阜の田舎へ家族で移住して、家や庭をDIYしている「もじゃロック」でございます。今回はスズメバチ駆除用のペットボトルを使った蜂トラップのDIYです。
※動画を見たい方は記事の一番下にあるYouTubeをご覧ください
田舎は蜂がヤバすぎる
岐阜の田舎に移住して1年半がたちました。移住する前に「田舎は虫が多い」と聞いていましたが、ガチで多いです(笑)
なかでも夏になると蜂がガンガン飛んで、その量たるや尋常じゃないです。特にスズメバチのような攻撃的な蜂は田舎暮らしの脅威になります。夏になる前に少しでもスズメバチの数を減らしたいもです。
蜂は4月になると冬眠から目覚めて花の蜜を吸って栄養補給するらしいです。
そう、いわゆる女王蜂です!
働き蜂を生む女王蜂。この女王が大量の働き蜂を生むのです。女王蜂さえいなければ蜂は生まれないはずです。つまり4月に飛んでる女王蜂を減らせば、夏のスズメバチの数を大きく減らせるはずです。4月に飛んでる蜂がすべて女王蜂かはわかりませんが、たぶんそうです(笑)
ペットボトルで蜂トラップを作る
スズメバチ駆除対策として、スズメバチを駆除する用の蜂トラップを作ります。去年もつくったけど、これをやったおかげで夏の蜂の量が少なくなった気がしました。
蜂トラップはペットボトル・酒・酢・砂糖を使います。
- ペットボトル
- 酒
- 酢
- 砂糖
蜂トラップの作り方は簡単です。酒:酢:砂糖を3:1:1に混ぜるだけです。
3:1:1といっても量はザックリでいいと思います。酢を入れると蜜蜂が来なくなるらしいです。蜜蜂は駆除する必要はないですからね。ターゲットはあくまでスズメバチの女王蜂です。
先にボールなどで酒・酢・砂糖を混ぜておき、混ぜたものをペットボトルに入れるとやりやすかったです。ペットボトルにはたっぷりいれるわけではなく少しでいいみたいです。ペットボトルの5分の1~3分の1くらいかな?
ペットボトルに酒・酢・砂糖を混ぜたものを入れたら、蜂の侵入口をつくります。カッターで「コの字」に切り取ります。その際、上の面だけ切らないようにしておきます。
で、切った面を上にグリっとやって持ち上げます。傘みたいにします。ここから蜂が侵入できますね。ペットボトルは4本用意しました。
蜂トラップを仕掛ける
完成したら蜂トラップを仕掛けます。蜂は頭の高さくらいを飛ぶらしいので、その高さに合わせて蜂トラップのペットボトルを仕掛けます。去年、家の付近に仕掛けてもかからなかったので庭・山にしかけました。
僕は針金でペットボトルの口付近をぐるぐる巻きにして木に巻き付けました。
ビニール紐とか麻紐とか色々試したけど、太目の針金が一番やりやすかったです。木に括りつけた様子が上の画像です。
このペットボトルの液体を飲みに来たスズメバチは、ごくごく飲んだ自分の体重の重みでペットボトルから出ることができずジエンドを迎えます。誰が考えたんだろう?スゴイ仕組みですよね(笑)
あとはペットボトルに開けた小窓からスズメバチの女王蜂が入ってくれることを祈るばかりです。周りを見渡すと、けっこう女王蜂が花の周りにいました。
それにしても4月の女王蜂は動きが遅いですね。冬眠開けで体力が回復していない感じでした。春のスズメバチは飛んでる様子を見ても弱そうです(笑) 試しにフラフラ飛んでるスズメバチの女王蜂を新聞紙で叩いてみたら、叩き落とすことができました(笑) 夏の全盛期の蜂には絶対怖くてできないよ・・・。
蜂トラップで駆除できた?
さて、蜂トラップを仕掛けた次の日。
蜂トラップを見てみると・・
どデカいスズメバチが2匹かかってました。1匹はすでにジエンドを迎え、もう1匹はもがいていました。でも飛ぶことができず、液体の中をぐるぐる回るだけ(笑) 恐ろしいトラップです・・。
良かった、2匹の大きなスズメバチを駆除することができました。これで100匹以上の働きバチを抑制できたのではないかな?
ちなみに、1週間後に見てみたら、10匹以上のスズメバチが死んでました。スゴイよ、蜂トラップ!
このペットボトルは働きバチが出てきたら撤去しないとダメみたいです。蜂が大量にやってきてしまうからね。なので5月末くらいに撤去します。それまで女王蜂を一匹でも多くやっつけてくれることを期待します。
というわけで、スズメバチに困ったら蜂トラップを仕掛けて見ると少しは数が減るかもです。
動画版はYouTubeをご覧ください。
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