先日、悪戦苦闘しながらも大きな洋服タンスを解体した「もじゃロック」です。
前回も少し書きましたが、洋服タンスをラクに解体する道具や方法を紹介します。道具はノコギリを使わない方法です。
洋服タンスの解体に使う道具
解体にノコギリは不要
先日、気温35度の中、洋服タンスを2つ解体しました。こちらが解体後のタンスです。(手前の中央にあるバラバラになったヤツです)
解体後のタンスは車に積んで市のリサイクルセンターへ持ち込んで処分します。電動ノコギリがあれば切り刻んで燃えるゴミに捨てられますが、僕はもってないので粗大ゴミとして捨てます。これくらいなら1,000円くらいだと思います。
ちなみに、燃えるゴミに捨てようと思ったら、釘・ビス・金具を全部外さないといけないので、かなり大変です。なので僕はあきらめました。釘・ビスも錆びてるので、簡単には抜けませんよ。
今回解体した洋服タンスはこちらです。もう一つあります。
で、「タンスを解体したい!」となったら、真っ先に思いつくのが、ノコギリで切り刻む方法です。もちろんノコギリでも解体できますが、ギコギコするのに力がいりますよね?女性や年配の方にはちょっと辛い気がします。
そんなことをしなくてももっと簡単に洋服タンスを解体できる道具があります。それはタガネです。
解体に使った道具
今回、洋服タンスを解体するのに使った道具はこちらです。ノコリギは使いませんでした。道具はホームセンターへ行くのが面倒なので、Amazonで購入しました。Amazonの方が種類多いしね。
結局、タンスはノリ・釘・ビスでくっつけているだけなので、解体作業としては「木と木をはがす」という作業です。
タガネ
くっついた木と木をはがすのに便利なのが「タガネ」です。タンスを解体するのにタガネはめっちゃ便利でした。僕が買ったのはトラスコのタガネです。黒・オレンジというデザインにひかれました。道具はデザインも超重要。ダサいのはダメです。
ハンマー
タガネを打ち込むのに使うのがハンマーです。僕が使ったのはトラスコのショックレスハンマーです。
このトラスコのハンマーは「ショックレスハンマー」といって、カンカンと大きな音が鳴らないハンマーです。ハンマーで叩くとカンカン鳴って近所迷惑です。なのでこのショックレスハンマーはとても重宝しました。
また、ショックレスという名前のとおり、ショックが少なく、手に振動が伝わってこないので、力を入れて叩いても大丈夫です。普通のハンマーを買わなくてよかったよ。
バール
木と木に隙間ができたところで、はがすときに使うと便利なのがバールです。タガネで隙間を開けて、その隙間にバールを突っ込んでテコの原理で木をバリっとはがしてく使い方です。釘を外すのにも使います。
持っている人も多いと思いますが、僕は持っていなかったので購入しました。バールもトラスコのバールにしました。真っ黒で艶消しな感じがカッコイイ!
インパクトドライバー(プラスドライバー)
タンスの扉はビスでとまっている場合が多いので、金具を外すのにインパクトドライバーがあると便利です。プラスドライバーでももちろん構いません。僕は元々もっていたマキタのインパクトドライバーを使いました。
ビニールシート
タンスを解体すると、かなりの木屑がでます。こんな感じ。
なのでビニールシートは必須です。僕が買ったのはこちらです。ペラペラではなく厚手なので良かったです。
洋服タンスの解体方法
洋服タンスの解体はとても単純です。
木と木の接合部分にタガネをあてて、そのタガネをハンマーで何度も打ち込みます。
最初はビクともしないように感じますが、何度かハンマーで叩くと、このように隙間ができて開いてきます。
ここまでくるとあとはもう一息です。そのままタガネとハンマーを続けてもいいし、バールでこじあけてもいいです。バールだと力を入れなくても外せました。
するとこのように外れます。釘が刺さっている場合があるので、十分注意してください。
小さい仕切りを外すコツ
タンスの中の仕切りありますよね?仕切りのような薄い木はタガネとハンマーでコツコツやらなくても簡単に外すコツを見つけました。
このように横からハンマーで仕切りの部分を直接叩いてやると簡単に外れます。これ、使えるのでぜひやってみてください。
ちなみに足で仕切りをグッと押し込んでも外せます。こちらも簡単ですね。でも釘などに注意してください。
注意点としては、手袋は必須です。木屑もわりと尖っていて危ない。そして、ハンマーも最初は慣れないので、手を打ってしまうことがありました。なので手袋は絶対してください!
というわけで、洋服タンスの解体方法としては、
- タガネをハンマーで打ち付ける
- 隙間ができたらバールで木を外す
と、ただこれだけです。これを繰り返せば外せます。
洋服タンスをラクに解体する道具や方法を紹介しました。手袋をして安全面に十分気をつけて作業してください。
動画で見ることもできます。YouTubeでご覧ください。
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