空き家を購入し、ひたすら片付け・掃除をしている「もじゃロック」でございます。
残置物として残っていた婚礼タンス・・・重くて運べなかったタンスを自分で解体して処分した!というお話しです。
タンス処分 自分で解体するやり方
匂いが一番激しいのがタンス
いきなりですが、空き家って匂うんですよ!
僕は空き家バンクで空き家をゲットしましたが、これまで見学してきた空き家、すべて臭かったです。匂いがするのです。カビ、ホコリのブレンドされた香りです(笑)
で、先日匂いを発していたカーテンを処分しました。
そして、今回はタンスです。
このタンスが臭い臭い!もうヤバイくらいの香り。カビと芳香剤のブレンドです。結局、田舎の家の匂い(おばあちゃん家の匂い)って、この匂いのことなのかなーと思います。自分でも色々と匂いについて考えたのですが、
おばあちゃん家の匂いは「カビ&防虫剤」だとハッキリわかりました!
あの匂いは防虫剤にカビがブレンドされた匂いだと思います。防虫剤というのはタンスの中に入れてある匂いがするヤツです。あの防虫剤の匂いにカビが乗っかった・・・それがおばあちゃん家の匂いです。(もじゃロック理論)
タンスの中に防虫剤が入れてあるじゃないですか?それにタンスのカビが便乗してるんですよ、僕の鼻によると(笑)
タンスを処分する
今回、処分するタンスは2つ。
大きすぎ・重すぎて一人では運べませんでした。市のリサイクルセンターに持っていこうにも車にも入らない。なので解体するしかないんですよね。こんな大きなタンスを一人で解体できるかな?
タンス1つ目。婚礼タンスっていうのかな?高さは180cmくらい。重すぎて持ちあがりませんでした。
タンス2つ目。洋服タンス。高さは180cmくらい。1つ目より軽いけど、車に入らない。
中を開けるとこんな感じ。洋服ダンスですね。見えにくいですが、ピンク色のものがハンガーにかかっています。防虫剤ですね。これですよ。タンス開けると、この匂いがスゴイ。
タンスを解体する道具
タンスってかなりゴツイので解体は難しそうです。自分ひとりでできるのかなー?と思ってYouTubeで調べた所、タンスの解体方法、ちゃんとありました。スゴイよ、YouTube!
必要な道具はこちら。バール、ハンマー、タガネ、インパクトドライバーです。中央にある黒・オレンジ色の小さなものが「タガネ」というらしい。これで解体できるらしいよ。本当かな?
すべて「トラスコ」という会社のものにしました。黒でカッコよかったので。ごちゃごちゃしたのは好きではないです。ハンマーは音がしないヤツにしました。あと木屑がすごいのでシートを敷いてやったほうがよいです。
道具はタンス解体のために今回Amazonで購入しました。ホームセンター行くの面倒だったので。(マキタのインパクトドライバーは元々持っていたものです。)
バールやタガネのサイズは沢山あってよくわからないので適当です(笑)僕が購入したのはこちらです。参考までに。
タンスを解体する(やり方)
まずはこちらの洋服ダンスから。
まず下側にある引き出しは全て出します。次に、上側の扉を外していきます。ビスで止まっているのでインパクトドライバーで外していきます。プラスドライバーでもOKです。
ここでさっそく挫折ですよ・・・。錆びたビスがあって回らない・・・一発目から前途多難(笑) YouTubeでは簡単に外していたのに・・・なぜうまくいかない?
でも、扉ごとクネクネさせたら外れました。ビスの力、弱すぎ・・。小さいビスだったから力技で外しました。
そして上の部分をおろします。これは単純にのっかっていただけでした。
ここからですよ、大変なのは。YouTubeではこんな感じで、木と木の接合部分にタガネをハンマーで打ち込んでいました。タンスの解体のやり方は、タガネをハンマーで打ち込む、もしくはバールを打ち込む、ただそれだけです。そうすると、木が外れるという理屈。
こんなカチカチに固まっているタンスが外れるのか?疑問に思いながらハンマーでタガネをうちこんでいくと・・・だんだん隙間ができてきた!結構いい感じで広がってきた!
で、外れたーー!!やったー!!できたよ、素人でも!しかし、かなり長い釘で固定されている・・・これは気をつけねば!
どんどん外していきます。正直、どこにタガネを打ち込むのが正解なのかわからない。なので思い当たる所に片っ端からタガネを打ち込んでいく。そうすると、外れました。木と木の間に隙間なんてないのに、このタガネを打ち込んでいくと外れるんだから、スゴイよね。
上の画像のようにグラグラした状態から木を外すのは、バールが便利です。バールは長いヤツです。長いバールでグリッとやると外れやすくなります。
上側を解体できたので、下側も解体します。下はカビだらけで匂いがヤバかった。この匂い、ヤバすぎ。
2つ目のタンスを解体する
1つ目のタンスは解体が終わりました。気温35度なので、フラフラになりながらやっています。クーラーがまだついていないので、地獄。
休憩をはさんで、2つ目のタンスの解体にとりかかります。
まずは引き出しを全て取り出します。
あとは、片っ端から木と木の接合部分にタガネをハンマーで打ち込んで隙間を作っていく。すると外れていきます。要領をだんだんつかんできました。
こちらのタンスも裏側と下側が特にカビの匂いがスゴイ。裏・下がカビるのね。
悪戦苦闘する事、3時間ほど。ようやく2つのタンスの解体が終わりました。
解体したタンスを処分するため、市のリサイクルセンターに持っていこうと思ったけれど、もう体力が残っていない。気温35度。汗が滝のように流れる中での慣れない作業。もう今日はこれでお終い。これ以上やったら死ぬ。せっかく空き家を購入して念願の田舎暮らしができるというのに、死んでしまったら何にもならない(泣)
解体したタンスはガレージに保管。誰か持って行ってくれないかなー(笑)
というわけで、素人でもタンスの解体ができました。時間はかかったけれど、タガネとハンマーさえあれば、ガチガチに引っ付いた木でも解体できるんですね。勉強になりました!
あともう一つ忠告ですが・・・、気温35度でタンスの解体はしたらダメです!もう本当、死ぬ寸前でしたよ。
タンス解体のポイント
- 引き出し・扉は先に全部外しておく
- 木と木の接合部分にタガネを打ち込んでいく
- グラグラしたらバールでこじ開ける
- 釘に十分注意する
ってことでした。
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