我が家の障子が悲惨な状態なので、障子を張替えたい!
生まれて初めて障子の張り替えをしてみました!しかも、どうせやるなら地元岐阜の和紙「美濃和紙」を使ってみました!さて、どうなるかな?
美濃和紙で障子を張り替える!
岐阜の田舎へ家族で移住して、家や庭をDIYしている「もじゃロック」でございます。今回のDIYは和紙を使った障子の張り替えです。
※動画を見たい方は記事の一番下にあるYouTubeをご覧ください
和室の障子をどうしよう?
DIYで和室4部屋をリノベーションしたのですが、障子が破れたままで超カッコ悪い!
和室リノベーションと同時に障子の張り替えにチャレンジすることにしました。これは張り替え前の障子です。
破れたところをシールで誤魔化したり、画像では白っぽく見えますが、実際は茶色に黄ばんでいます。蜘蛛の巣もあったり、それはそれは残念な障子なんです。
障子の張り替えなんてやったことないけど、やってみよう!
美濃和紙を障子にしてみよう!
でもどうせ障子を張り替えるなら、オシャレな障子にしたい!色々障子紙を探していたら、いいのを見つけました!
手すきの美濃和紙です!
岐阜に住んでいる僕にとって、地元の美濃和紙を使うのはとてもいいアイデアだと思いました。岐阜で作られた和紙なら我が家の湿度にもマッチしそう。
というわけで、岐阜県美濃市にある「うだつの上がる町並み」という所で美濃和紙をゲットしてきました。ゲットした和紙はこちら!
とてもキレイな模様ですよね?この和紙は伝統的な手すきの和紙だそうです。麻模様だったかな?
一応障子用の和紙にしました。一般的に売られている障子紙より厚手でした。触り心地もとてもよく、一目見てこれに即決しました!料金は1枚1,200円だったと思います。これを4枚ゲットしました!
美濃和紙で障子を張り替える
我が家の障子は雪見障子といって、障子の下半分がガラス面になっていて上下に動かすことができるタイプの障子です。下側だけ取り外すこともできます。
今回、美濃和紙を使うのは下側のみです。上側はプラスチック障子にしました。よって、下側だけ取り外して作業しました。
まずは障子用ののりを塗ります。僕はアサヒペンののりを使いました。
そして少し放置してある程度乾燥したら、障子の溝にそってカッターで和紙をカットしていきます。
障子の張り替えで、「プラスチック・ポリカーボネート・和紙」の3種類をやってみたのですが、和紙が一番カットしにくかったです。厚手の和紙はカットしやすいかったけど、薄手の和紙は少し難しくコツがいるかもです。
今回の麻模様の美濃和紙は厚手だったので、カッターで簡単にカットすることができました。
そして、障子の張り替えがおわり、完成した障子がこちらです!めっちゃいい感じになりました!
和紙をよーく見ると、微妙に「模様のくっきりさ」が一枚ずつ違うみたいです。上の画像だと、右側がハッキリした模様が出ていて、左は模様の輪郭が薄いですよね?実際もこのように見えます。これは手すき和紙特有のバラツキなのかな?
上半分はプラスチック障子、下半分は美濃和紙という、和紙とプラスチックのコラボ障子です(笑)
上側は真っ白、下側は麻模様です。なぜ「全面和紙にしなかったか?」というと、単純にプラスチック障子も使ってみたかったからです。はじめての障子の張り替えだったので、一通り経験しておきたかったのです。
でもやってみて思ったのは、プラスチック障子は想像通り安っぽいです。目に入るとテンション上がりません。和紙は美しいので目の保養になります。次回は全面和紙にしようかな?その方が絶対オシャレなので(笑)
下の画像は和室の外側にある縁側から見た障子です。ガラス面なので、よりハッキリ美濃和紙の模様が見え、いい感じです。「素朴な美」という感じがたまらんよ!
日中、日が差すと黄色ぽい色になり、とても趣が出てきます。やはり美濃和紙を障子にして正解ぽいです。家族にもめっちゃ好評でした!
下の画像の右側の障子は別パターン(ポリカーボネートと美濃和紙)です。
同じ美濃和紙ですが、模様なしの柿渋染めの美濃和紙を使いました。詳細はこちらをご覧ください。
というわけで、美濃和紙をつかって障子の張り替えをしてみましたが、初めてでも何とかできました。障子の張り替えは、実は貼るよりも剥がす方が大変でした。障子貼りは難易度は高くないので、誰でもできる感じでした。
でも、障子ってめっちゃ重要ですね。障子を張り替えたら、部屋の雰囲気がグッと引き締まりました。
新しい畳、美しい和紙障子、和紙の照明、塗り直した珪藻土の壁・・・もう和室が快適すぎて、いうことなしです!6ケ月間も毎日DIYした甲斐があったよ、ホント。
今回使用した道具
障子のり
インスタにも今回の美濃和紙を使った障子をアップしてます!
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