田舎暮らしがしたい「もじゃロック」でございます。
田舎移住・田舎暮らしを求めて物件探しをしていますが、今回は山に囲まれた過疎地にある古民家を内覧してきたお話しです。
今回は長くなるので、3回に分けてブログを書きます。3回のうちの1回目です。
過疎地の古民家
▼▼▼▼物件の情報▼▼▼▼
- 延べ床面積・・・170㎡(母屋のみ。離れ、ガレージあり)
- 敷地面積・・・1,000坪
- 築年数・・・35年(母屋)、80年(離れ)
- 間取り・・・8LDK
- トイレ・・・水洗(浄化槽)、汲み取り
- ガス・・・プロパン
- 補修の必要性・・・小規模補修必要
- 売買・・・300万円
- ロケーション・・・山
- 提供元・・・空き家バンク
普通の住宅と古民家が共存している
最近は空き家バンクでいい物件が出てこないので、見学もしばらくしていないのですが、久しぶりに好物件を見つけました!山に囲まれた過疎地の古民家です。
見つけた瞬間、すぐに自治体に連絡をとり見学のアポをとりました。「最短で!」とお願いしたら翌日になりました(笑)ありがとうございます、自治体の方!
母屋と離れがあり、母屋が築35年の中古住宅、離れが築80年の古民家です。優しそうなご家族が温かく迎えてくれました。丁寧に説明してくださり感謝です。
離れは築80年とかなり古く、いわゆる古民家なのでリフォームが必要ですが、母屋はまだ築35年で新しい!(※空き家バンクの中では新しい)これはポイント高いですね。
普通の住宅に住みながらも、古民家にも住むことができる!
新旧ハイブリット型で言うことなしじゃないですか?
これまでそれなりの数の空き家バンクの物件を見てきたので、古民家のハードルが高いのはわかってきました。実際に見るだけではなく、本・ネットなどで情報収集もしています。
古民家は上からふってくる塵で気管支がやられることがあるということがわかり、最近躊躇していました。茅葺屋根、むき出しの梁、隙間風の複合要因で起こるらしいです。子供もいるので「古民家に住みたい!」という自分だけの想いで決めるのはリスキーです。
そこで、古民家だけでなく普通の家もあるこの物件。
まさに理想的!
普通の住宅に住みながら、古民家を自分でDIYで改装して不具合を少しずつ直していくということができます。そうすれば塵の対策ができるかも。
これは・・・ついに、来たのか???出会ったのか???
敷地1,000坪のインパクト
そして、この物件の最大の魅力は敷地1,000坪という点。
「いや、そんなに広い敷地で何すんの?」って思うかもしれませんが、いいじゃないですか、そんなことは。デカければデカい方がいい!
畑だってできるし、子供と追いかけっこできるし、ボール遊びできるし、DIYできるし、BBQできるし・・・何でもできるじゃないですか!
広い敷地に憧れていたんですよね。僕はマンションやアパートが好きではないのです!それは恐らく団地育ちだからだと思います。人間ってないものねだりというか、狭い狭い団地で育ったので広い一軒家や庭にどこか憧れがあるのだと思います。だから、
狭い家はダメ!広い家が僕のジャスティス!!
ってことなんだと思います(笑)
実際、見てみると、庭は雑草が生い茂って巨大ジャングルで何が何だかワカラナイヨ・・・でも、とりあえず広いということはわかりました。これは草刈りが大変かも・・・
下水が来ていた!!
母屋の方は築年数もそこまで古くはないので、今まで空き家バンクで見てきた悪い箇所(崩壊しているとか、雨漏りとか、動物侵入とか・・・)はありませんでした。
一部の床がたわんでいたり、換気扇や壁紙が汚いところがあるのでそこはリフォームが必要ですが、それくらいかな。
ただし、気がかりなのはトイレ。
母屋のトイレは浄化槽で、離れのトイレは汲み取り式という「古民家あるあるど真ん中」の物件なのですが、母屋のトイレに小便器がついています。
これがかなり臭い!僕は「鼻が利くタイプ」(ロックの呼吸)なので、公衆便所のような匂いは我慢できません。聞いたところ、匂いの元は小便器だそうです。小便器は使わないのでいりません。小便器は撤去しないといけないか・・、できるのかな?
隣にある普通の洋式トイレは浄化槽です。このままでもいいかな?と思って外を見ていたら、
なんと下水が敷地まで来ている!
ことに気づきました。こんな山奥に下水道??不思議ですがちゃんと来ていました。
なぜ下水が家の前まで来ているのにトイレを下水に接続しなかいのか不明ですが、現状は浄化槽です。所有者の方に聞いてみた所、下水は工事して接続すれば使えるそうです。これは朗報ですね!でも敷地が広いのでトイレまで距離があるのが気がかりです。下水にするのって高いのかな?
これまでの田舎の物件探しといえば、「内覧してガッカリするパターン」でしたが、「内覧してテンション上がるパターン」はなかった。まさか下水が来ているとは!
これは今までの物件とは違うぞ!
これまでの物件探しでは、内覧すると理想とかけ離れていて絶句するという負の連鎖で・・・。が、今回は今までの負の連鎖を断ち切ってる感がある。そんな感じがしました。
車の音が聞こえないのが理想
この物件、ある集落の中にあるのですが、集落の一番端に位置しています。なので家の前を車が行き来することがないのです。道路が終点なので。
車が通らないので静かそう!
僕が今住んでいるところは街中の住宅街なので、車がバンバン通ります。隣には工場があるため、トラックの音・フォークリフトの音もよく聞こえます。「バックします」とか「ピーピー」とか。他には機械の「ギュイーン」って音とかね。
それ以外にも道路に面しているので車のザーーっという音は常に聞こえています。
車の音が聞こえない生活に憧れていたので、この物件は理想のロケーションです。実は田舎でも道路に面していない物件ってなかなかないんですよね。
ちょっと長くなってしまうので、今回はここまでです。山に囲まれた過疎地の古民家を見学してきましたが、また次回続きを書きたいと思います。
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