【田舎暮らし・物件探し】ログハウスの家の開放感があだに

田舎暮らしがしたい「もじゃロック」でございます。

田舎移住・田舎暮らしを求めて物件探しをしていますが、今回はログハウスの家を内覧してきたお話しです。

田舎の山にあるログハウス

▼▼▼▼物件の情報▼▼▼▼

今回内覧してきたのは、山の中腹にある田舎のログハウス風の一軒家です。

まず、ロケーションから。家の前は道路が走っていますが、裏手は山です。道路から家までの距離がやや近いのが難点かな。でもそれは「田舎の家だったら」という意味で、都会の家よりはましです。裏の山は木が生い茂っています。うん、悪くないね。

近隣の家ですが、東に１件、北は山です。西・南は何もないのでかなり静かそうです。東隣の家との距離はそこそこ離れているので、「実質周りに家はない」といっていいかも。これはポイント高い！バーベキューやっても近所迷惑にならない(笑)

庭は200㎡くらい。広くもなく狭くもない。普通ですね。特に何もないけれど、雑草が生い茂っていたので、維持するのは大変そうですね。雑草を狩れば、駐車場は車２台いけそう。（１台しかいらないけど）

山の中腹にある家ですが、山を下りて10分くらいで国道があります。さらに5分くらい車で走れば、飲食店やスーパーがある町に出ます。これもポイントが高い！

というわけで、家のロケーションはかなり良いです。普段は静かな山で暮らし、生活必需品は近くの町で買う。理想のロケーションです。

これはGoogleマップで調べた通りでした。

次に家の中です。

間取りは忘れましたが、150㎡あるので4人家族の我が家では部屋数が多いくらいです。部屋は汚れている箇所もありましたが、掃除すれば問題なし。

そして、この物件のポイントは

全室洋室！

これはポイント高い。田舎の物件は和室がメインなので、洋室が少なかったり、そもそもなかったり。でもこの物件は全室洋室。これはいいですよ。この物件は空き家バンクではなくスーモなので、やはりランクが違うということか(笑)

各部屋のドアも洒落た感じのステンドグラスがはめ込んであって、これで嫁のテンションが一気に上がりました(笑)

トイレは浄化槽ですが、一応水洗でした。

部屋の内装は壁紙ではなく木です。これもポイント高い。なんか、木の温もりというか、いいですよね、やはり木は。とても落ち着きます。

もう、ここでいいんじゃないか？

家賃7万円は田舎にしては高い気がするけど、今よりだいぶ安い。

僕の心はほぼ決まりかけていました。念願の田舎暮らし、ここから始まるのか・・・。

と思ったらですよ！？リビングがえらいことになっていました。

ログハウスって吹き抜けあるじゃないですか？吹き抜けが玄関ではなくリビングにあるんですよ。リビングに吹き抜け・・・これは開放的ですね。カッコいい。テンション上がります。

ちなみに、リビングは23畳。プラス吹き抜け。

でも、それだけじゃないんです！その吹き抜けの先は2Fにつながっていて、そこに4畳ほどの廊下？がありました。

つまり、「リビング23畳 + 吹き抜け + 2Fの4畳」が一つの空間

ということです。

これってどうですか？

夏の冷房・冬の暖房って効く？

いや、効かないでしょ。広すぎる！

そもそもリビングだけで23畳なので、おそらく家庭用エアコンの限界くらい。それに吹き抜けと4畳が加わります。40畳相当くらい？もう家庭用エアコンでは無理ですよ。業務用のエアコンか、もしくは家庭用エアコンを２つ使うとかしないと・・・。

でも待てよ。山なのでひょっとしたら冷房はいらないのかもしれない。だからこういう構造になっているのかも。

不動産屋さんにこの地域の気温をきくと、町と同じことがわかりました。夏、エアコンなしでは無理とのこと。この時点で、すでにイヤな予感がしていました。

単刀直入に不動産屋さんに聞いてみました。「このリビングって冷房・暖房は効きますか？」と。すると、不動産屋さんは、

んーーー、効かないですね！（笑顔）

効かないんかいっ！！(笑) しかも、スマイル(笑)

冬はエアコンの暖房ではそもそも効かないのでストーブを使います。なので冬はいいのですが、夏にエアコンなしで生きていけるとは思いません。しかも場所がリビング。代えがきかない場所です。それが効かないって・・・。

夏場に家族4人、干からびて発見されるのは勘弁したいので、この物件は見送ることにしました。

ロケーションも良く、木の内装が素敵で、物件自体はかなりよかったのに、まさかのエアコンオチとは・・・。田舎移住・田舎暮らし物件探しの最初の１件目でしたが、そう簡単には決まりませんね。

田舎の物件探しの教訓（今回学んだこと）
吹き抜けには気をつけろ！

というわけで、今回は、山にあるログハウスを見学してきましたが、結果は「なし」ということになりました。さあ、気を取り直して次行こう！