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床下の湿気・カビ対策に防湿シートを貼ってみた!

DIY(フローリング・畳・床下)

我が家の和室の湿度が高いのでカビが生えて困った!床下の湿気・カビを何とかしたい!

というわけで、DIYで床下の湿気対策で防湿シート敷いて効果はどうなったか?というお話です。

床下の湿気・カビ対策

岐阜の田舎へ家族で移住して、家や庭をDIYしている「もじゃロック」でございます。今回のDIYは床下の湿気・カビ対策の防湿シート敷きです。

※動画を見たい方は記事の一番下にあるYouTubeをご覧ください

和室の湿気・ニオイがヤバイ!

我が家の和室はかなり湿気が高くて困ってます。

湿度70%越えがデフォルトです!

山奥に住んでいるので、地理的に湿度が高いというのもあるかもしれません。

湿度が高いので家の中の様々なモノがカビてしまいます。DIYで使った余りのベニヤを数カ月放置しただけでカビたり、カラーボックス、工具などが次々とカビてしまったよ・・。

押し入れは全滅です。押し入れの中はカビで床がブヨブヨして、おまけに強烈なカビ臭!!扉を閉めると湿気がこもるので押し入れの引き戸を閉めることはできない状態です。

そして、ニオイ問題も!

雨が降ると部屋中に土のニオイが充満するのです。床下の土のニオイがあがってくるんですよねー。雨が降った日は匂うので和室には入れません。これも何とかしたい!

YouTubeでそんなカビだらけの映像(上の動画を見て下さい)を流したら、コメント欄で「床下に問題があるのでは?」と指摘されました。そうなのかな?だとしたら、床下の対策を何とかした方がいいよね?

床下をあけてみる

恐る恐る床下を開けてみる事にしました!

畳を上げるにはマイナスドライバーを畳の隙間に入れて、グリっと押し上げてやると、畳があがります。

畳は1枚でもかなり重いので、一枚ずつ運び出しました。

畳をどけると、板があらわれました。これは杉板かな?

上の写真で見ると、右端・左端の溝に板がハマっている状態でした。グリグリして引っこ抜きました。中央部分は下地の角材においてあるだけでした。

この板がかなり汚れて表面にカビも付いていたので、外でホウキでキレイに掃除しました。本当は新しい板を貼りたかったけれど、それをやると作業がエンドレスになるので、今回はそのまま使うことにしました。

すべての板を取り除くと床下の全貌が見えました!土だと思ったら、土の上に砂利が敷き詰めてありました。思ったよりキレイだったけど、強烈なカビ臭が・・・。これはヤバイ!防塵マスクは必須です。

土台を見ると、丸い石の上に束がのってるだけの構造です。ある意味、スゴイよね!

じっくり眺めてみたけど、根太や大引き(名前あってる?)の傷みはありませんでした。白アリも大丈夫そうな感じでした。ただ、超臭い!カビ臭ですね。でも木材は腐ってないので、何が匂ってるのか謎でした。

床下に防湿シートをしく

床下の湿気対策でもっとも有効なのはコンクリートですよね?床下を全面コンクリートにしてしまえば物理的にほぼほぼ湿気がなくなるはずです。

でも素人には難しそうだったので断念し、防湿シートを敷くことにしました。これなら僕でもできるはず!

防湿シートを敷くと床下の湿気をかなり抑えることができるという実験データを見たので、かなり有効な湿気対策なんだと思います。

うちのような古い家の床下はコンクリートではなく土です。これを「布基礎」と呼ぶらしいのですが、布基礎だと、外気より床下湿度が5%~10%上がるらしいのですが、防湿シートをしくと外気の湿度とほぼ同じになるらしいです。つまり、ほぼほぼ湿気が上がらないってことでしょ?これはスゴイ!

僕が使った防湿シートはAmazonでゲットした「強力防湿シートS スーパーグレード品 50m巻」です。25畳くらいで3本使って少し余りました。

防湿シートの境目はしっかり気密防水テープを貼って湿気をブロックします。

シート・石の隙間から湿気があがってこないように慎重に作業しました。下を向いて作業するのが超辛くて・・・誰か代わって!(笑)

防湿シートの重なる部分を多くすれば、2重効果で湿気をしっかりブロックできるはず!というわけで、できるだけ防湿シート同士が重なるように貼りました。ここでケチってはいけない!

縁側・床の間の下など、床を剥がすことができない部分はほふく前進で進んでいき、家の基礎に気密防水テープでしっかり固定しました。

丸い石と防湿シートを気密テープで貼り付けたけど、濡れてる石があって、気密テープが粘着せずに困りました。濡れてる石はとりあえず防湿シートを上に置いた状態になってます(笑)

「石が濡れてる」ってことは「湿気がスゴイ」ってことですよね?やはり湿気はスゴかったんだなー。

行く手を阻むのは蜘蛛の巣です!とにかく蜘蛛の巣がスゴイので、最初に木の枝で進む方向をグリグリつついて、蜘蛛の巣をからめとってから、ほふく前進で進んでいきました。正直、めっちゃ大変でした。カビ臭いし、蜘蛛の巣・虫の死骸だらけだし、首が痛いし、そりゃこうなる(笑)

たまに木材から釘が突き出してる所があったので、長袖で作業した方がよいです。怪我しないようにね!プロの方は皆さん夏でも長袖着てますよね?本当スゴイよ。真夏に長袖は地獄すぎました!

床下調湿剤をまく

ホームセンターでよくみかける床下調湿剤。これを最後に防湿シートの上にまいておきます。

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床下調湿剤の効果を頑張って調べたけれど、検証結果が「効果はほとんどない」としてるものや「少し効果がある」とバラバラでした。もちろん、メーカーではなく第三者機関の結果ですよ。メーカーのは僕は信用してません(笑)

良い結果でも「少しの効果が見られる」だったので、お察しの通りですね(笑) フラットに考えれば、この少量の調湿剤で床下全体の空間の湿度が下がるといのは考えにくいですよね。なので、僕は調湿剤を「調湿のため」ではなく「重し」として使ってます。防湿シートが風で動かないようにするための重しです。 「重し」と考えればわりとコスパいいですよ!

最後に床板を元の場所に戻します。あらかじめ、板にナンバーを書いておいたので同じ場所に戻せました。古い家なので同じ位置に戻さないと入らないのですよ(笑)

サイド側が溝にハマっていたので、同じように戻しました。きつくて入らない板はハンマーで叩いて入れました。

これでようやく元に戻せました!和室4部屋を1部屋ずつ同じように湿気対策をしていきました。これで床下の湿気・カビ対策が完了です!

その後、床上にも気密シートをはって対策しました。ピンク色のシートです。

でも後から知ったのですが、この床上の気密シートは室内の湿気を外に出さないようにするためのシートらしいです。室内の湿気というのは、つまりは「壁内結露を防止するため」らしい。僕は勘違いして、床下の湿気を防湿シートと気密シートで2重にブロックするつもりで作業してしまいました。

なので、このピンクの気密シートが床下の湿気対策になっているかは未だによくわかりません。誰か教えてください(笑)

でも湿気の考え方ってわりと難しいですよね?設計士や建築士の方のYouTubeを見まくって、「どうすれば湿気を下げることができるか?」を知ろうとしたのですが、結局データによる裏付けのない感想的なものばかり・・・。データで説明してくれると一発で理解できるんだけどね。それだけ難しいってことなのかな?

防湿シートのデメリットは?

湿気対策をする前に「防湿シートを敷いたことによるデメリットはないのかな?」とも考えました。どうなんでしょうね?

よくよく考えてみると、最近の家の床下はすべて「防湿シート&コンクリート」で2重にブロックしてるのでいいのかなーと思ったり。

防湿シートがダメなら最近の家はすべてダメということになるので、僕はこの方法はアリかなーと思ってます(素人考え)

床下の湿気・カビ対策の効果は?

で、床下湿気対策の効果はどうなった?これが一番大事!

我が家の和室は大きな問題が2つありました。

  • 雨が降ると土のニオイがする
  • 湿度が高くて部屋のモノがカビる

そして、床下の湿気・カビ対策したらどうなったか?というと、こうなりました!

  • 雨が降ると土のニオイがする
    →完全になくなりました
  • 湿度が高くて部屋のモノがカビる
    →冬になってしまったので検証不能

「ニオイの問題」は完全に解消しました。雨が降っても全く土のニオイはしません。これで普通に暮らせるよー良かったーー!!

「湿度の問題」はというと、季節が冬になってしまい、冬はそもそも乾燥しているので検証できませんでした。もちろん部屋のモノはカビてません。そりゃそうだよね、冬の湿度は50%前後なので(笑) 湿度は6月~9月に検証しないとわかりませんね。ちょっと楽しみかも!

ちなみに、防湿シートを今見てみると、水滴がいっぱい!ちゃんと湿気をとめてくれてるみたいですね!(ここで木を削ったので木屑が落ちてます)

というわけで、ニオイは解消したので防湿シートの効果はありました。でも湿度問題は持ち越しとなりました。結果はまたブログで公開したいと思います。良かったらまた見て下さい!

今回使用した道具

防湿シート

気密防水テープ

気密シート

防塵マスク

床下調湿剤

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動画版はYouTubeをご覧ください。

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DIY(フローリング・畳・床下)
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著者:もじゃロック(たまに嫁ロック)

趣味:ギター、漫画

経歴:DIY歴3年。岐阜の山にある空き家を購入して家族で名古屋から移住しました。夫婦で我が家をセルフリノベーションしながら暮らしています。家だけでなく、庭・ガレージもDIYしています。これから古民家、工場にも取り掛かる予定。田舎暮らしにも慣れてきて、子供も田舎で元気いっぱい育っています。詳細なプロフィール

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