我が家の古いキッチンが絶望的でどうしようもないのです!
業者にお願いしたらキッチンは100万円以上になるらしい。だったら、古いキッチンを自分でリフォームしてみたらどうだろう?
古いキッチンを自分でリフォームした!
岐阜の田舎へ家族で移住して、家や庭をDIYしている「もじゃロック」でございます。今回は古いキッチンを自分でリフォームしてみました。自分でリフォームできるだろうか?
※動画を見たい方は記事の一番下にあるYouTubeをご覧ください
古いキッチンをリフォームしたい
我が家の古いキッチンはこちらです。
田舎のキッチンなのでわりと広めではありますが、いかにも!って感じの古いキッチンです(笑)
キッチンの引き出し・扉の取っ手はサビだらけ、中のステンレスはサビや油汚れが絶望的にひどい。
普通の人が見たら、逃げ出したくなるようなレベルの汚れです!!
引き出し・扉の表面はプラスチックの安っぽいヤツです。
この古いキッチンの扉をDIYで作り直し、全く新しいキッチンに自分でリフォームしてみました!
ステンレスを掃除する
まず最初に扉・引き出しを撤去します!
扉の表面はベニヤにプラスチックが貼り付けてあるキッチンパネルのようなツルツル素材でした。扉の取っ手はサビだらけです。汚れがひどすぎて再利用はできない!
収納や引き出しは再利用できないので全て撤去しました。油汚れはすさまじく、もう大変でした。
キッチンのシンク・シンク下自体は、2週間、毎日掃除をし続けたら、キレイなステンレスが復活しました!
よって、このまま使うことにしました!
上側の扉を作る
キッチンの上側にある扉・棚を全部取り外しました。
表面が少し汚かったので隠すためにライトグリーンのペンキを塗りました。
元は横開きの扉だったけれど、これを上開きの扉にしようと思います。
使うのは杉の無垢板です。
杉板を扉の縦幅にカットして、それを横に並べて連結します。
無垢板同士は接着剤をつけて大きなクランプで固定します。クランプはこちらを使いました。
それだけだと不安なので、扉の裏側に細い板でビス止めしておきました。扉が出来たら、オイルステインを塗りました。
扉は上開きにします。スライド蝶番を使いました。本来は横開き用だけど、上開きで使ってみよう!
通常、スライド蝶番は板を掘りこまないと取り付けできないのですが、このスライド蝶番は掘り込み不要のスライド蝶番なので、素人向きだと思います。
スライド蝶番の取り付けはとても難しくて苦戦しました。何度もやり直して、ようやく取り付けができました。
ようやくキッチン上側の収納が完成しました!
下側の引き出しを作る
キッチンの下側は引き出しです。引き出しも自分で作ってみよう!
底板は杉板を連結して、枠板にトリマーで掘った溝にはめ込みます。
上があいてる「ボックス」を作るイメージです。
底板は「杉」だけど、枠の方は「桐」を使っています。桐は軽くて安い反面、カビやすいのがデメリットです。我が家では桐を部屋に置いておくと数カ月でカビます。なので桐にはニスを塗っておきます。杉はカビにくいのでニスを塗る必要はないです。
引き出しの表面の板はキレイな杉板を使います。4mの杉板を引き出しのサイズにスライド丸鋸でカットしました。マキタのスライド丸鋸を使うと簡単にカットできます。
スライド丸鋸はDIYで必須アイテムです!通常の丸鋸よりも使用頻度が高いです。
カットした杉板を接着剤で連結します。
それを先に用意したボックスにビスで連結しました。
だんだん引き出しらしくなってきたよ!
引き出しにはスライドレールを取りつける必要があります。
海外製のスライドレールはさけて、「スガツネ」という日本メーカーにしてみました。
サイズが無数にあるので、自分の引き出しに合うサイズを買う必要があります。スライドレールも始めての取り付けでドキドキです。
上の画像のスライドレールは引き出しの下側につけるスライドレールです。Amazonで買いました。
スライドレールにも「横付けタイプ」と「下付けタイプ」があるのを初めて知りました。下側につけるスライドレールは「底引スライドレール」と呼ぶらしいです。
上の画像はステンレス側に取り付けるフレームです。この上に引き出しが乗ります。取り付けるというより置くだけですけど(笑)
実際にシンク下に取り付ける前にスライドレールがかみ合うかチェックしました。問題なさそうです。
こちらがステンレスのシンク下です。
そこに先ほど作ったフレーム部分を取りつけました。取り付けたというより、置いただけです(笑)
フレームをステンレスの床のサイズにキツキツに合わせたので、ビス止めしなくてもいいかなーと思い、置いただけにしました。問題があれば後からビス止めします。
で、スライドレールをはめ込んで収納を格納しました!
手で押したり引いた入りしたら、うまくスライドしました。うまくいったかも!
引き出し下段は重いものを入れるので「下付けタイプ」にし、軽いものを入れる引き出しは「横付けタイプ」にしました。
杉板は実は塗装するといい感じになります。そのままでもキレイだけど、少しだけ色をつけます。
和信ペイントの水性オイルステインのオークを使いました。これを3倍に薄めて使いました。濃い色は好みではないので薄めて使うのがGOODです!
キッチンは水がかかる可能性があるので、最後に艶消しニスを塗って仕上げました。
そして最後に取っ手を取りつけて完了です。取っ手はゴールドにしました。
ようやく無垢の引き出し、無垢の扉が完成しました。
スライドレールで引き出しが軽く開くようになりました!
照明をつける
元々のキッチンには蛍光灯の照明がついていました。
蛍光灯の照明が外れてしまい、使えないので撤去し、新しい照明に交換します!
ライティングレールを取りつけ、レトロな照明を2つつけました。
ライティングレールに取りつけるのは、1灯のペンダントライト用のコネクタを2つゲットしました。
こちらはダイヤルタイプのスイッチがついています。このダイヤルを回すと電源ON、もう一度回すと電源OFFになるタイプです。
電気スイッチがついていないので、手元で電源オンオフできるタイプを選択しました。
レトロでいい感じの照明になりました!
タイルシールを貼る
キッチンの壁はタイルです。
恐らく最初は白色だったと思われますが、時間が経過し、今は黄ばんで黄色っぽい色になっています。
タイルは目地の掃除が大変なので、タイルシールを貼ります。
色は「ミントグリーン」です。緑色のような青色のようなグレー色のような色です。
シールなので少し気泡が入ったり、波打ってしまったりと悪戦苦闘しました。でも何度か張り直せるタイルシールだったので、軌道修正しながら貼り進めました。
タイルシールを貼ったら、壁との隙間をコーキングで埋めます。
ハンガーフックを作る
タイルの下地はコンクリートです。
コンクリート用の下穴を開けて、コンクリート用のビスで杉板を固定します。
杉板に6つのフックをビスで固定して完成です!
おたまとかフライ返しを吊るすハンガーフックとして使います。
飾り棚を作る
壁には棚受け金具を取り付けました。
金具と杉板をビスで固定しました。そしてコーヒー豆やナッツなどをディスプレイしました。
古いキッチンを自分でリフォームできたよー!
古いキッチンのリフォームをはじめて6ケ月・・・ようやく完成しました!!
プリント合板の引き出しから無垢の引き出し・扉になって、キッチンに暖かみが生まれました!
無垢の扉は手触りが最高だし、美しい木目が最高すぎました!
業者に頼まなくても自分でも頑張ればできるもんですね!
DIYの途中は不安だらけでしたが、6ケ月のあいだ諦めずにDIYを続けたらキッチンが完成しました!
キッチンはほとんど私(嫁ロック)が一人で作りました。素人女性でも一人で古いキッチンをリフォームできるんです!
というわけで、6ケ月もかかったけど、古いキッチンを自分でリフォームし、使いやすくて、毎日料理を作りたくなるキッチンになりました!
毎日使うキッチンだからこそ、こだわりたいですよね!
今回使用した商品
スライド丸鋸
インパクトドライバー
艶消しニス
水性オイルステイン
スライド蝶番
スライドレール(横づけ)
スライドレール(底づけ)
クランプ
タイルシール
1灯ペンダントライト
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キッチンのDIYは総集編を見て下さい!
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