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【DIY】キッチンの扉を無垢に交換リメイクする(古いキッチンをおしゃれに!)

DIY(キッチン)

我が家のキッチンの扉・収納が汚い上に超ダサくて困ってます・・・。

昭和のキッチンはプリント合板が多くて絶望的なビジュアルです。古いキッチンをおしゃれしたい!だったら、オシャレな無垢板のキッチン扉・収納にリメイクしてみよう!

キッチンの扉をDIYで無垢に交換リメイクする!

岐阜の田舎へ家族で移住して、家や庭をDIYしている「もじゃロック」でございます。今回はキッチンの扉・収納を無垢板をつかってDIYでおしゃれな扉に交換リメイクします。かなりハードル高そうなDIYですが、果たしてど素人がリメイクできるだろうか?

※動画を見たい方は記事の一番下にあるYouTubeをご覧ください

昭和のぼろぼろキッチンが絶望すぎて・・

我が家のキッチンは昭和に作られた古いキッチンです。いかにも!って感じのヤツです(笑) キッチンの扉は両開き扉があったり引き出しがあったりです。キッチンシンクの上下に扉・引き出しが多くあって、中はステンレスの収納になっています。

田舎のキッチンは大容量ですね!

それはいいのだけど、中はサビや汚れがひどくてヤバい・・。ブログに写真は載せない方がいいと思うので省略します。興味がある人はこのページの一番下にあるYouTubeをご覧ください。

で、最初に完成したキッチンを見せてしまいます!このぼろぼろキッチンの扉と中の収納を全撤去し、DIYで杉の無垢板を使って作り直しました!

それが上の画像です。扉だけでなくタイルや収納もDIYしたので、一気に見た目が変わりました。キッチンがめちゃめちゃ明るくなりました!無垢のキッチンに憧れていたのですが、やはり無垢のキッチンはいいよねー。暖かいし、質感最高だし、いや、本当に最高でした!

扉を撤去する

まず最初に扉を撤去します!

扉の取っ手はサビだらけ。空き家時代に熟成されたみたいで・・・(笑) 扉の表面はベニヤにプラスチックが貼り付けてあるキッチンパネルのような素材でした。中は汚れがヒドくて、掃除だけで2週間かかりました。

扉はビスで止まっているだけなので、インパクトドライバーで1つずつ外せば外せました。中の収納や引き出しもビスを外して全て撤去しました。油の匂いもすごいし、汚れもスゴイし、もう大変でした。洗剤も3種類を使い分けてようやく落ちました。

頑張ってステンレスを磨き続けたら、ピカピカのステンレスが蘇ったよ!最初はどうなるかと思ったけど、頑張ってコツコツ磨き続けたらピカピカになりました。新品みたい!

上開きの扉を無垢で作る

キッチン上の扉・棚を全部取り外しました。見切りのゴムとかパネルとか細かいものも全て外してしまいました。そして表面をライトグリーンのペンキを塗ってみました。

合板で作られているため、合板のガサガサ面を見せたくなかったので、ペンキで隠しました。元は横開きの扉だったけれど、これを上開きの扉にしようと思います。

使うのは杉の無垢板です。

杉板を扉の縦幅にカットして、それを横に並べて連結します。ベニヤ・合板を使えば一枚の板から扉を作ることができて簡単だけど、無垢板は大きなサイズがないのでどうしても連結しないとダメです。そこが無垢板のデメリットです。でもでも・・見て下さい、この木目と質感!このキレイな木目・質感がキッチンに扉になったら?それを想像すると、無垢板を使いたくなります。

無垢板同士は接着剤をつけて大きなクランプで固定します。クランプはこちらを使いました。

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それだけだと不安なので、扉の裏側に細い板でビス止めしておきました。これは反り防止だったのですが、実は数カ月後に少し反ってしまいました(笑) 僕的にはあまり気にしないので反ってもいいのですが、気になる方は裏側に固定するのは金属のステーなどがいいかもしれません。無垢はやはり反るデメリットがありますね。しょうがないけど。

扉が出来たら、色をつけて艶消しニスを塗りました。そして取りつけます。扉は上開きにします。取り付けるのは、スライド蝶番というものを使いました。本来は横開き用だけど、上開きでも使えないかな?

通常、スライド蝶番は板を掘りこまないと取り付けできないのですが、このスライド蝶番は掘り込み不要のスライド蝶番なので、素人向きだと思います。

これがとても難しかった!

ちょっとでも位置がずれると扉が斜めになってしまったり、隣の扉にぶつかったり、キレイに閉まらなかったりして、何度もやり直しました。ビスの位置がシビアすぎて素人にはハードル高すぎでした。「家具作りは大工さんでもイヤがる」と聞いたことがありますが、その片鱗を見た気がします。恐らくミリ単位が命取りになるのが家具作りなのではないかと。

でも、何度もやり直して何とか取り付けできました!ふー、やっとできた!

小さい扉は上で固定されてとまりますが、大きな扉は固定できず落ちてしまいます。上で扉が固定して止まるように改善が必要ですね。そもそも固定するタイプのスライド蝶番ではないけど(笑)

それにしても、スライド蝶番、難しかったーーー!

引き出しを無垢で作る

キッチンの下側は扉以外に引き出しも多いです。引き出しも無垢板で作ってみよう!

底板は杉板を連結して、枠板にトリマーで掘った溝にはめ込みます。

上があいてる「ボックス」を作るイメージです。これも初めてのDIYだったけど、何とかできました。キッチンはほとんど嫁ロックが一人で作りました。スゴイよね・・(笑)

底板は「杉」だけど、枠の方は「桐」を使っています。桐は軽くて安い反面、カビやすいのがデメリットです。我が家では桐を部屋に置いておくと数カ月でカビます。なので桐にはニスを塗っておきます。ちなみに杉はカビにくいのでニスを塗る必要はないです。ついでなので塗ってしまったけど。

引き出しの表面の板はキレイな杉板を使います。ここはキレイな木目にこだわりたかったので、ホームセンターではなく材木屋さんで仕入れました。材木屋さんはホームセンターよりも在庫が豊富なので、よく利用させてもらってます。

僕は4mの杉板をゲットして、引き出しのサイズにスライド丸鋸でカットしました。僕はマキタのスライド丸鋸を使いました。

スライド丸鋸はDIYで必須アイテムです!通常の丸鋸よりも使用頻度が高いです。

カットした杉板を接着剤で連結します。

それを先に用意したボックスにビスで連結しました。

だんだん引き出しっぽくなってきました!素人でも頑張ればここまできるものですねー。

DIYで作った引き出しをステンレスの中にいれてみました。おおー、めっちゃいい感じにってきたーー!

引き出しはスライドレールを取りつけました。怪しい海外製はさけて「スガツネ」という日本メーカーにしてみました。

サイズが無数にあるので、自分の引き出しに合うサイズを買う必要があります。スライドレールも始めての取り付けでドキドキです。

上の画像のスライドレールは引き出しの下側につけるスライドレールです。Amazonで買いました。

スライドレールにも「横付けタイプ」と「下付けタイプ」があるのを初めて知りました。下側につけるスライドレールは「底引スライドレール」と呼ぶらしいです。

上の画像はステンレス側に取り付けるフレームです。この上に引き出しが乗ります。取り付けるというより置くだけですけど(笑)

引き出し下段は重いものを入れるので「下付けタイプ」にし、軽いものを入れる引き出しは「横付けタイプ」にしました。正解なのかはわかりません(笑)

上の画像は最初に作ったスライドレールなしタイプです。両サイドに溝を作って、それをシンク下の溝にはめて引き出しにするタイプです。要するに、市販のスライドレールを使わない自作タイプです。最初にこれを作ったけど、滑りが悪くて固くてダメでした。なので、結局、ほとんどスライドレールにしました。DIYはこのように試行錯誤して失敗して、ようやく正解に辿り着く!

杉板は実は塗装するといい感じになります。そのままでもキレイだけど、少しだけ色をつけます。

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和信ペイントの水性オイルステインのオークを使いました。これを3倍に薄めて使いました。濃い色は好みではないので薄めて使うのがGOODです!

キッチンは水がかかる可能性があるので、最後に艶消しニスを塗って仕上げました。ニスは絶対「艶消し」です。艶有りはテカテカしてダサいので艶消しがオススメです。和信ペイントの艶消しニスを使いました。

そして最後に取っ手を取りつけて完了です。取っ手はゴールドにしました。

無垢の扉のキッチン リメイクが完成!

そしてキッチンDIYをはじめて6ケ月・・・ようやく完成したよーーーー(泣)

おお、めっちゃいい感じに!無垢の引き出し、無垢の扉。これですよ!これがやりたった!

どの家庭のキッチンも扉の表面はプリント合板・キッチンパネルがほとんどです。プラスチック感がめっちゃダサくてキライでした。昔はホーローのキッチンがあったみたいで、もちろんホーローなら素敵だけど、素人では作れません。なので「杉」で作りました。木目の美しいキッチンに生まれ変わりました!

無垢の扉は手触りが最高だし、キレイな木目が最高すぎました!

いや、ど素人でも頑張ればできるもんですね!ど素人でもださいキッチンをオシャレなキッチンにできるってことです!「本当にできるだろうか?」「もう無理だ」と泣きそうになりながらも、6ケ月のあいだ諦めずにDIYを続けたら完成しました!

完成したときは泣きました(笑) あーー、疲れたーーー!

これはもじゃロックもお手伝いはしたけど、ほとんど嫁ロックが一人で作りました。素人女性が一人で無垢のキッチンを作るって普通にスゴイよね!(自画自賛)

というわけで、6ケ月もかかったけど、DIYでキッチンの扉を無垢の扉に交換リメイクすることができました!古いキッチンがおしゃれにリメイクできたよ!見た目が最高なのはもちろん使い勝手も良いです!毎日使うキッチンだからこそこだわりたかった。ようやく念願の無垢キッチンができて嬉しいです。

これで田舎暮らしがまた一つアップデートされました!

今回使用した商品

スライド丸鋸

インパクトドライバー

艶消しニス

水性オイルステイン

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スライド蝶番

スライドレール(横づけ)

スライドレール(底づけ)

クランプ

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YouTubeもやってます。下の動画は田舎暮らし2年目の総集編です。田舎に移住してからの2年目が一気見できます。ぜひチャンネル登録をしてYouTubeを応援してほしいです!

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キッチンのDIYは工程別の動画があるけど総集編が見やすいと思うので、こちらを見てみて下さい!

DIY(キッチン)
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著者:もじゃロック(たまに嫁ロック)

趣味:ギター、漫画

経歴:DIY歴3年。岐阜の山にある空き家を購入して家族で名古屋から移住しました。夫婦で我が家をセルフリノベーションしながら暮らしています。家だけでなく、庭・ガレージもDIYしています。これから古民家、工場にも取り掛かる予定。田舎暮らしにも慣れてきて、子供も田舎で元気いっぱい育っています。詳細なプロフィール

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