和室の砂壁が暗くて汚いので何とかしたい!
明るくキレイな部屋に蘇らせるために、砂壁に珪藻土を塗ってイメチェンをはかったよ!というお話しでも。
砂壁に珪藻土を塗るDIY
岐阜の田舎へ家族で移住して、家や庭をDIYしている「もじゃロック」でございます。今回は砂壁に珪藻土を塗るDIYです。
※動画を見たい方は記事の一番下にあるYouTubeをご覧ください
暗くてボロボロ落ちてくる汚い砂壁
我が家の壁はほとんどが砂壁です。砂壁というか土壁というか・・どっちだろう?違いがよくわからない。
土台は竹で編んだ土壁で、表面は砂壁仕上げになっているように見えます。これが、まあ汚くて・・・。長年の汚れを吸収し、色がどす黒く変色しています。
元々はもっと明るいベージュだったと思われますが、今は見る影もない。しかも触ると、砂がボロボロ落ちてきて掃除が大変すぎる。どうしても子供がさわってしまうので、床に砂がボロボロ落ちてとても汚い・・・。
暗ーい砂壁をキレイな明るい色にしたい!
というわけで、真っ白な珪藻土を砂壁に塗ってみることにしました。
砂壁の砂を落とす
まず最初に表面の砂を落としました。スクレーパーでガリガリ削りました。
土台の土壁との境目がよくわからないので、適当に削りました。砂壁はタバコのヤニを吸い込んでいたり、カビがついていて何としても除去したかった。表面の砂壁の汚れが落ちればいいので、ざっくり削れば大丈夫かなーと。
砂まみれになりながらも表面を粗削りしました。かなり大変でしたが、これで汚れは落ちたと思います。それほど汚れていなければ表面の砂を削る必要はないと思います。我が家の砂壁は汚れがヤバかったので、削っておきたかったのです。
シーラーは必要か?
砂壁に直接珪藻土を塗ると、アクがしみ出てくることがあるそうです。例えば、ベージュの砂壁に白の珪藻土を塗ると、ベージュのシミがにじんでくるそうです。
そうならいように、砂壁にシーラーを塗って、下地をコーティングすると仕上げがキレイにできます。しかもシーラーを塗ると、表面がカチカチになるので、珪藻土が塗りやすいというメリットもあります。
僕はフジワラ化学のアクドメールというシーラーを使いました。
我が家はシーラあり・なしで両方試しました。でも結局シーラーなしでもアクは出てこなかった。なので、砂壁に直接 珪藻土を塗っても大丈夫でした。こればかりはモノによるので、やってみないとわからない所が痛い・・。
シーラーは二度塗りが基本なので、シーラー塗りだけで二日かかってしまうのが手間ですね。珪藻土も二度塗りが基本なので、4往復という、かなり鬼DIYなんです。そしてシーラーは土壁の呼吸を止めてしまうというデメリットもあるそうなので、できれば塗りたくないのが本音です。
珪藻土を塗る
それではさっそく珪藻土を塗っていきます。
天然素材の塗り壁として「漆喰」と「珪藻土」がありますが、僕は珪藻土を使います。なぜかというと、珪藻土の方が調湿効果が断然高いからです。湿度が高い山暮らしなので、珪藻土の一択なんです。
珪藻土はフジワラ化学の珪藻土を使いました。Amazonでポチれば翌日届くのですぐに手配できます。色はホワイトです。これで部屋を明るくしたい!
珪藻土が途中でなくなるのだけは避けたいので、事前に面積を計算して、やや多めに準備しておくのが無難です。珪藻土は一気塗りなので、塗り残しを翌日やるということは基本的にできないので。
コテと盛板はこれを使いました。
さあ、それでは珪藻土を塗っていこう!
珪藻土を塗る前は柱・床などが汚れないように養生テープで保護します。
マスカーは必須です。これはビニールがぐるぐる巻きになってテープで固定できるので、養生の基本ですね。
珪藻土は二度塗りするので、一度目は汚くても問題なしです。ざーっと塗っていきます。
平面は塗りやすいのですが、凹凸がある面はとても難しい。
こんな変わった形の場所に珪藻土を塗るのはとても難しかったです。
後ろ側のスペースが小さいので、キレイに塗るのは至難の業(笑)
一度塗りが乾かないうちにすぐに二度塗りして仕上げます。
そして二度塗りが終わって乾かないうちに養生テープははがしておきます。乾く前に剥がさないと、養生テープがとれなくなってしまいます。
夏場に壁全面をやると最初に塗ったところが乾いてしまうので、ペース配分を考えないとダメですねー。
砂壁から珪藻土のホワイトに!
というわけで、砂壁に珪藻土を塗り終えたよー!ついに終わったー!
夏場なので暑さとの戦いでもありました。
こんな穴があいた場所もあって珪藻土を塗るのが超難しかったけど、何とかできました!素人でもやれば何とかできるもんですねー。
見て下さい、この明るさ!
以前の暗い部屋から明るい部屋に生まれ変わりました!シミや汚れもなくなったので、清潔感のあるキレイな部屋になりました!
珪藻土を塗るのは正直大変だったけど、素人でもDIYを頑張ってやれば快適な部屋になるのですね!はやくこの部屋で生活したいよー!
今回使用した道具
珪藻土
コテ
盛板
シーラー
養生テープ
マスカー
動画版はYouTubeをご覧ください。
下の動画は2021年の田舎暮らし1年目の総集編です。田舎に移住してからの1年が一気見できます。ぜひYouTubeを見てほしいです!
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