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押入れが湿気でフワフワに!湿気対策で珪藻土を塗ったら効果あった!

DIY(壁・柱・天井)

押し入れは湿気がたまりやすい構造なので、空き家になり、それがさらに熟成され、湿気臭が充満し、カビが生え、床はフワフワに・・。

押し入れが臭くて湿気でフワフワになってしまったので、湿気対策で珪藻土を塗ってみたよ!

押入れの湿気対策で珪藻土を塗る!

岐阜の田舎へ家族で移住して、家や庭をDIYしている「もじゃロック」でございます。今回は押し入れの湿気対策でDIYに珪藻土を塗ってみます!

押し入れが湿気でカビだらけに・・

長い間、閉め切った空き家・・・

もともと押し入れは扉を閉める構造なので湿気がたまりやすい構造ですよね。それが空き家になってしまったら、もう悲惨です。

うちの家も空き家の間に閉めたままだったので、押し入れの床・壁はフワフワでカビが生えていました

押し入れを開けると部屋中にカビ臭が充満して、とても部屋に住めません。

もじゃロック
もじゃロック

臭くて部屋に住めないので、一刻も早く何とかせねば!!

どうしようか迷ったのですが、壁に珪藻土を塗れば解決するかなーと思ったけど、カビの上から塗ってもいいのだろうか? たぶん、よくないよね?カビが生えた壁・床を剥がさないとダメっぽいのです。

それによーく考えたら、そもそも押し入れを使うことがなさそうなので、大変だけど、押し入れを解体して、湿気対策として床下の改善と珪藻土を塗ってみます!

押し入れを解体する

まずはカビ臭い押し入れを解体します!

もじゃロック
もじゃロック

自分で押し入れの解体なんてできるのだろうか?と不安に思ったけど、やってみたらわりと簡単でした!

我が家の押し入れは中央に柱があって、左側と右側に別れています。それぞれの面を支えている手前の角材をカットすればすぐに解体できました。(矢印の部分をのこぎりでカットするとラクです)

手ノコでもいいけど、電動のレシプロソーがあると簡単にカットできます。

カビだらけなので防塵マスクは必須です。

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角材の中央部分をカットしてやると、ベニヤ・板材は釘でとまっているだけなので、グリグリやれば外せました。大きめのバールで木材をトントン叩いてやると、より簡単に外せます。

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同じ要領で残りの3面も外しました!

床下に防湿シートを敷く

次に床の合板を剥がします。

合板の隙間にバールを入れてグリグリやると外せます。床の合板を外したら、床下の湿気対策として、防湿シートを床下に張りました。

床下の湿気対策は押し入れだけでなく、部屋全体をやりました。

嫁ロック
嫁ロック

床下を匍匐前進で進んで防湿シートをはったよ!

うちのような古い家の床下はコンクリートではなく土です。土は湿気があがってくるので、防湿シートは必須です。土の上に防湿シートをしいて、湿気が上がってこないようにしました。

ネットでエビデンスを見ましたが、これは本当に効果があるらしい。

その様子はこちらから。

床・壁に断熱材を入れる

次に壁のベニヤ板を剥がします。

ベニヤはすぐに湿気を吸収してカビるので、壁材には向いていないですよね。今は石膏ボードの時代ですが、昔の家はベニヤです。ベニヤって湿気に弱いのもあるけど、臭いもキライです。

もじゃロック
もじゃロック

古い家の独特なニオイって、たぶんベニヤがカビたニオイだと思います!

床と壁の隙間には断熱材を入れます。断熱材のカットはかなり大変ですが、カビが生えて湿気が充満しないように、こちらも必死です(笑)

床下の隙間に断熱材を敷き終わりました。いやー、大変だった・・。断熱材の作業はDIYでもかなり難易度が高い気がする。

もじゃロック
もじゃロック

発泡スチロールを切るだけなので楽勝!と舐めてました・・

断熱材をいれたら、上に気密シート(ピンク色)を貼ります。

床下の湿気は床下に敷いた防湿シートがとめてくれるはずだけど、フローリング下からも気密シートで湿気を防止する目的です。

でも気密シートは実は部屋の中の湿気を出さない目的だそうです。逆だった(笑) でも効果はあったりして。実際のところはよくわかりません。

同じ要領で壁も断熱材をいれます。

元々の押し入れの壁の下地がぐらぐらだったので、実は下地からやり直してます。もう、ほぼ全部作り直しに近いよね(笑)全然作業が進まないので超大変でした。

壁・天井に断熱材をいれて、気密シートで覆いました。

気密シートの隙間から湿気が出ないように気密テープでしっかり隙間を防ぎました。

石膏ボードで壁・天井を作る

次に、石膏ボードで壁・天井を作ります。

壁の素材はベニヤ・合板ではなく石膏ボードをおすすめします。湿気が高い場所は石膏ボードの方がいいと思います。

実は今回の押し入れ同様に、階段下収納の床・壁がカビだらけになって解体したのですが、ベニヤ・合板はカビていたけど、石膏ボードにはカビがついていなかったのです。ニオイ問題もあって、ベニヤ・合板は新品でも臭い。で、時間がたつとさらに臭くなるのですが、石膏ボードはあまりニオイがしないのもメリットです。なので湿気・カビ・ニオイにはベニヤ・合板よりも石膏ボードの方が良いと実感しました。

ということで、石膏ボードをはっていきます。

石膏ボードを張り終えたら、ボードのつなぎ目にパテを埋めておきます。つなぎ目にジョイントテープを張ってからパテを埋めました。

これであとは珪藻土を塗るだけになりました!

珪藻土を塗る

そして最後の工程で、珪藻土を塗ります。

使った珪藻土はフジワラ化学のホワイト色の珪藻土です。

珪藻土の色はホワイトが一番無難で明るく見えます。そして何とか珪藻土を塗り終えました!

押し入れの中にあった柱は抜けなかったけど、ごちゃごちゃしていた押し入れがなくなり、スッキリしましたね。

元は押し入れがあった場所なんて全然わからなくなりました。もう部屋の一部だからね!

まとめ

この部屋は元々和室2部屋だったのを、DIYで洋室1部屋にしました。

奥に見えるのが解体して珪藻土を塗った押し入れ跡地です。現在は子供おもちゃ収納棚として使っています。

  • カビ臭がなくなった!
  • 床下からの湿気がなくなった!
  • 部屋の家具がカビなくなった!

元々は、部屋全体が湿気臭く、特に押し入れからカビ臭・湿気臭が漂っていました。雨の日になると、床下から土のニオイが上がってきて、部屋中に充満して困っていました。部屋に置いてあった家具がカビたこともあります。

もじゃロック
もじゃロック

この対策以降、部屋の家具がカビなくなったのは大収穫でした!

今回の押し入れ解体と床下の湿気対策で、カビ臭・湿気臭はなくなりました。雨が降っても土のニオイがすることもなくなりました!

嫁ロック
嫁ロック

土のニオイが部屋中に充満してたからねー。それがなくなって快適になったよー!

押し入れを解体し、部屋全体をセルフリノベーションして1年以上たちましたが、カビ臭・湿気臭もなく、部屋の家具がカビることもなくなりました。部屋全体に珪藻土を塗ったのも良かったのかもしれません。

作業は鬼のように大変だったけど、超快適な部屋になって良かったので大満足です!

今回使用した道具

レシプロソー

バール

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防塵マスク

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防湿シート

気密シート

珪藻土

ジョイントテープ

パテ

以上、押し入れの湿気対策としてDIYで珪藻土を塗ったら大成功でした!

 

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著者:もじゃロック(たまに嫁ロック)

趣味:ギター、漫画

経歴:DIY歴3年。岐阜の山にある空き家を購入して家族で名古屋から移住しました。夫婦で我が家をセルフリノベーションしながら暮らしています。家だけでなく、庭・ガレージもDIYしています。これから古民家、工場にも取り掛かる予定。田舎暮らしにも慣れてきて、子供も田舎で元気いっぱい育っています。詳細なプロフィール

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