和室の土壁がヒドくてもうウンザリ・・カビ・シミ・汚れ・蜘蛛の巣・・・どうしたらいいのよ?
ということで、初めて土壁のカビを何とかすべく、土壁を削ってみたのでその様子でも!
DIYで土壁のカビをキレイにする
岐阜県の田舎に家族で移住して、DIYで自分の家・庭をリフォームしている「もじゃロック」です。昔の家に多い土壁。土壁って厄介ですよねー。
※動画を見たい方は記事の一番下にあるYouTubeをご覧ください
土壁がカビ・シミだらけ
基本、空き家になった家は壁・床・天井を総取り換えしないと住めないと実感しております。日本の高湿度な環境で空き家のように家を閉め切ってしまうとすぐに痛んでしまうのですね。
僕が購入した家は空き家だったので、壁・床がヤバかったです。今回は壁なのですが、昔ながらの土壁です。
遠目で見ると普通にキレイな壁に見えますが、実際はカビ・シミがついています。汚いので画像はキレイな箇所にしておきます(笑) 土壁の仕上げは聚楽というヤツなのかな?名前がわかりません。
和室をDIYでセルフリノベーションしているので、土壁を何としたい。このままではいけない!
ググってみたら、薬品を使ってカビが落とせそうな情報もあったけど、シミはどうするのだろう?そもそもこの家は喫煙していたので、小さい子供がいる我が家には、壁自体を残したくないのです。見えないけど、ヤニがガッツリこびりついているはずです。そんな壁を子供に触らせるわけにはいかない!
土壁を削ってみよう!
土壁のカビ・シミ、そしてヤニから子供を守るために色々考えた結果、表面の土を削ってみることにしました。削ったあとに珪藻土を塗ろうと思います。カビも汚れもなった壁に珪藻土で仕上げする予定。
土を落としてしまえば、カビ・シミ・ヤニも根こそぎ落とすことができます。すべての問題が一発で解決します。
よし、土壁の表面を削ってみよう!和室4部屋、一気にやってしまおう!
まずは霧吹きで水をかけます。
土壁が水をふくんで柔らかくなるので、すかさずスクレーパーで削っていきます。僕はトラスコのスクレーパーを使いました。これはDIYにも欠かせないマストアイテムです。
あと土が乾くと土が舞うので、防塵マスクは必須です。
削ると土がバンバン落ちます。カビもろとも落ちるのはいいですね!養生は必須です。
で、どんどん削っていきます。スクレーパーに力を入れすぎると、土壁の中まで削れてしまうので、程よく削る感じです。
白い所は削りすぎです。土壁の中までエグれてしまった部分です。でも、だからと言って、別に問題はないので気にしません(笑)
下の画像の穴の開いた壁はモルタルでした。モルタルは表面がまっすぐなので、めっちゃ削りやすかったです。左側は土壁です。土壁はガサガサになってしまいます。
後片付けは軽く地獄でした(笑) 壁に残った土をタオルで拭いたら、部屋中に粉が舞ってしまいました。下の画像が曇ってるのは土が舞った状態です。前が見えない・・・それくらい酷かったです。
ゴーグルつけないとヤバイ状態でした。乾いた土を落としたりブロアーで吹き飛ばすのはかなりリスキーでした。
でもでも、これをやったおかげで壁のカビ・汚れを一掃できました。大変だったけど、やった甲斐がありました。そして、その上からDIYで珪藻土を塗ったのがこちら。
以前は薄暗い部屋に暗い色の土壁でした、白い珪藻土の壁になって生まれ変わりました!いや、全然違うね!
カビのない壁、サイコーです!
これで、もう子供が壁に触っても大丈夫です!今までは壁に触らないように注意していましたが、これで注意する必要もなくなりました。壁がキレイになると清々しい気分になりますねー。
というわけで、土壁のカビを何とかすべく、土壁を削って珪藻土を塗ったら超快適な壁になったよーという話しでした。
今回使用した道具
スクレーパー
防塵マスク
動画版はYouTubeをご覧ください。
珪藻土を塗ったのはこちらです。
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